| 内山美術鋳金工房 | 〒115-0052 東京都北区赤羽北1-25-10 TEL 03-3906-6241 FAX 03-3906-7734 メール info@uchibi.com |
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用語集
| 鋳造法や呼び方は各鋳物屋により異なります。 これは各鋳物屋が創意工夫して少しずつ鋳造法を進歩させているためです。 ここでは当鋳造所「内山美術鋳金工房」での鋳造法と呼び方(用語)を記載します。 |
※随時追加していきます。 わからない言葉があればお問い合わせしてください。 |
| あ | ||
| い | 鋳込(いこ)み | 湯(溶かした金属)を鋳型に流し込む事。 |
| いぼた | いぼた蝋、えぼたとも言う。 着色後の作品に、これをつけて磨くと艶(つや)が出る。 日本刀などを磨く時に使う「いぼた虫」の粉。 |
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| う | 裏土(うらつち) | 粘土を薄く伸した物。板状の粘土。 中子を作る時に使用する。この厚みがおよそのブロンズの厚みになる。 型の大きさや形により裏土の厚さを使い分ける。 |
| お | 主型(おもがた) | 原型を二つ割に見切った後、最初に作る方の型。反対側は「かぶせ」と言う。 主型とかぶせ、そして中子型が合わさり一つの型となる。 |
| か | 紙土 | 最も細かい土。原型の肌に直接つけるので「肌土」とも言う。 130メッシュのふるいで篩(ふる)った土に埴汁と和紙の繊維を入れて煉(ね)る。 繊維が土同士のつなぎとなり、ひび割れを防ぎ、型を焼いた時にはいっしょに燃えて空洞となり適度なガス抜けになる。 |
| かぶせ | 主型を作り、ひっくり返してから取る型。合わせる時に上になる方の型。 | |
| 窯 | 型が出来上がると型に合わせてコーガ石で囲って窯を作る。 4箇所からガスバーナーを使い長時間焼き、型を強固な物とする。 窯を作る作業を「窯つき」と呼ぶ |
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| く | 黒味(くろみ) | 離型剤の一種。中子の表面にひき真土の次に塗る。 泥落としの時にブロンズと中子が離れやすくなる。 |
| け | 原型 | 銅像の元になる型。石膏、木、金属などで作られた作品。 これを土で型取りし、鋳造して銅像を作る。 |
| さ | さくい | 土を煉る時に水を多めに入れて煉る事。またはその土(⇔粘い) |
| し | 芯金 | 型に強度を持たせるために型の中に入っている鉄の棒。 型の凹凸にあわせて作り、中土と外土の土かけの時に間に埋め込む。 |
| す | 素灰(すばい) | 焼いた日本瓦。素焼き状になっているので水分を吸う。土かけをした後、土の表面に貼り水分を取り土の乾燥を早める。 |
| そ | 外土 | 荒土または、つた土とも言う。 2分5厘のふるいで篩(ふる)った土を水と埴汁と藁(わら)で煉ったもの。 「中土」よりは「粘く」煉り、藁(わら)は少なめ。 |
| つ | 土かけ | 型などに土をかぶせていく行為を「土をかける」と言う。 その工程は「土かけ」と呼ぶ。 |
| 繕(つくろ)い | 型を原型からはがした後に、寄せの合わせ目や、ひび割れを様々なヘラを使って修復していく行為。 | |
| つた | 藁(わら)の事。藁を2,3cmに切って使用する。 | |
| と | 泥落とし | 型を壊して中からブロンズを取り出す行為。 |
| な | 中子(なかご) | 銅像の内側の空洞部分にあたる型。中型(なかがた) 中子と型の隙間がブロンズの厚さになる。 |
| 中土 | 紙土の上にかける土。 2分5厘のふるいで篩(ふる)った土を水と埴汁と藁(わら)で煉ったもの。 藁は型を焼いた時に燃えて空洞になり型のガス抜きになる。 「外土」よりは「さくく」煉る。 |
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| ね | 粘(ねば)い | 土を煉る時に埴汁を多めに入れて煉る事。またはその土(⇔さくい) |
| は | 埴汁(はじる) | 「はじろ」とも言う。粘土を水に溶かした物。土の接着剤として使用。 また各種の土を煉る時につなぎとして使用する。 |
| はまり | 主型とかぶせ型を合わせた時にずれないようにするための凹み | |
| ひ | ひき真土(まね) | 細かく篩(ふる)った土を埴汁で溶いた物。 中子の表面に塗る。完成した作品の裏側がきれいになる。 |
| ふ | ふき | 焼いた型に「湯」を流し込む行為。 釜を壊して「湯」をわかし、型に流し込むまでの一連の作業の総称。 |
| も | もろ目 | 60メッシュのふるいで篩(ふる)った土を埴汁で煉った土。 「主型」と「かぶせ」の合わせ目に用いる。 |
| や | 焼き真土(まね) | 鋳込んだ型を取り出す時に壊した型の一部。土(型)を釜の中で高温で長時間焼いた物。 |
| ゆ | 湯 | 溶かしたブロンズを「湯」と呼ぶ。 |
| 湯口 | 溶かしたブロンズを型に流し込むための入り口。土で壷状に作る。 | |
| 湯道 | 溶かしたブロンズを型に流し込むための道。湯口と型とをつなぐ道。 型の「はばき」にヘラで削ってつくる。この行為を「湯口を切る」と呼ぶ。 型の大きさにより太さや本数、切る場所を変える。 |
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| ろ | 炉 | 金属を熔(と)かす、熔解炉の事。当工房はコークス炉。他にガス炉、高周波炉などがある。 |