人魚の像 着色直し


山形県酒田市に設置してある「人魚の像」の銅像です。
公園の噴水の中にあるため、常に水がかかり表面から緑青がふいてきて流れが目立つようになってしまいました。
そのため、メンテナンスをかねた着色直しのご注文をいただきました。
銅像補修−人魚1 公園の噴水の中にあるため、常に水がかかってしまい、時間と共に全面に緑青がふいてしまいました。また流れが出て顔に涙のような筋が何本も入ってしまっています。
公園の噴水を止めていただいて、作業開始です。
銅像補修−人魚2 機械を使って銅像に付いた緑青を落とします。
細かい所は金ブラシを使って丁寧に落としていきます。
銅像の地の色(ブロンズ色)が見えてくる位まで丁寧に慎重に落としていきます。
銅像補修−人魚3 今回は設置場所が噴水の中のため、再び緑青がふいてくるのが早いと思われるので何重にも着色を重ねます。
まず、濃い顔料を用いて下地を着色します。
乾燥後、たわしで磨き色を無理重ねていきます。
たわしでこすりながら着色をする事により、銅像の表面のタッチを消す事無く色を塗り重ねる事ができます。
銅像補修−人魚4 下地が出来上がったら、色のトーンを徐々に変えて作品に立体感を出しながら顔料を塗り重ねていきます。
銅像補修−人魚5 顔料を完全に乾かした後、たわしや柔らかいブラシで磨き、表面につやを出します。
銅像表面の凹凸が強調されて、色に奥行きが出てきます。
銅像補修−人魚6 最後に色止めのクリヤーを吹き付けて完成です。
色止めは施しましたが、今回のような設置場所(噴水)の場合、定期的なメンテナンスが必要です。


(施行日数 2日)


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